鮫肌歴史書「はじめに」 と第一章「天下布武時代」

鮫肌歴史書「はじめに」

いきなりですが本日から2週間連続で記事を投下します。過去の個人的なプレイの歴史をまとめたものです。

ブラ三のテクニックは一切記載しておらず、同盟運営で起こった出来事を綴っているだけの日記的なもになっています。

自分のプレイしてきた歴史は、個人的歴史書としてここここに記事にしてアップしているのですが、数名から統一までの歴史を細かく書いてほしいという要望をもらいましたので、コツコツと書き溜めておきました。

全部で14章まであります。

今更感があるので、それほど急がなくてもいいと思い、全部書き終えてからアップするつもりでいたのですが、だらだら書いてたらなんだかんだで執筆に1ヶ月くらいかかってしまいました。

まあ読み物として暇つぶしに読んでもらえれば幸いです。

統一までの話をする際、まず第一期から振り返らないいけないので、1期、2期を通しての話になっています。

フィクッションは一切入れず、記憶を頼りに書いてますが、すでに記憶はあやふやになってきてるので、多少ふんわりしていたり、覚えていないところは勝手に補完しているので、多少間違っているかもしれませんがご容赦ください。(間違いのご指摘歓迎)
個人の主観的な意見も入りまくってます。

また、次章以降文体が変わってますが、できるだけ文字数を節約するためです。

さらに、登場人物名も全て敬称を略していますのでご了承ください。

HNをそのまま記載していますので、名前消して!という方はこちらからご連絡ください。



鮫肌歴史書 第一章「天下布武時代」

2009年の夏、友人がしきりに「ブラウザ三国志がおもしろい」と連呼していた。

それならやってみたいと言うと、「もう第一期(ブラゲタイム1鯖)が終わりかけいているので、第二期開始からはじめれば?」というアドバイスをもらい、その時を待った。

今思えば途中からでも開始して武将育成をしておけばばよかった。

やきもきしながら本家1鯖2期目の開始を待っていると、mixiアプリにブラ三が登場しているではないか。

よしはじめてしまえと何も考えずにmixi1鯖第一期をスタートした。

後にブラゲタイム1鯖も開始するが、mixi鯖が壮絶すぎたために本家のほうは若干手を抜いていた。というか抜かざるをえない状況だった。

mixi1鯖開始初日に登録したが、ゲーム開始時間から数時間たっていたので、座標180前後のやや中心よりだが微妙にはなれている、という位置に本拠地ができた。

右も左もわからずにプレイ開始したが、友人のアドバイスなどもあり普通に箱庭ゲーとして楽しんでいた。UCを引くだけでうれしくなっていた時期で、CやUCなどにも愛着を持っていた時代だ。

数日が過ぎるとすぐ横の練馬の呑兵衛から誘いの書簡がくる。自分の入っている天下布武という同盟に入らないかという誘いだ。

同盟ってなんぞや?というくらいの知識なので、断る理由もまったくない。二つ返事でOKし、晴れて天下布武同盟員になる。

天下布武は中堅同盟で、順調に50名近い同盟までに成長していた。この同盟で、この後9ヶ月を共に戦う戦友と出会うことになる。

特に同盟に誘ってくれたテンションの高いイケイケ練馬の呑兵衛、おかん的存在の冷静なプログラマーNERO、一見怖いけど他に類を見ない戦略眼を持つ発狂の3名とは2期終了まで幾多の戦を共に戦うことになる。

同盟に入って間もないころ、さっそくいざこざが勃発する。

天下布武の盟主の本拠地は若干孤立しており、まわりに梁山泊、無双という武闘派同盟の多い地域だった。

天下布武、梁山泊、無双はどこも同じ程度の規模の同盟だったが、天下布武が武力の面でやや劣っていた気がする。

天下布武の盟主は、梁山泊の盟主と位置が近いため、梁山泊から「安全確保のために梁山泊に入れ」という打診を受けていた。しかし天下布武の盟主を勤めている以上それを呑めるわけはなく、それが火種となり、梁山泊VS天下布武の戦争が勃発した。

前述の通り、地理的にも天下布武の盟主は危険な位置にいたため、あっさりと危機に陥る。

はじめたばかりの第一期、防衛戦術もままならない状況で、盟主は「もうもたない」と盟主を交代し、その直後に陥落した。

天下布武の内部はお通夜のような状況になったが、このままで終わらせるわけにはいかないと、盟主付近の領地は死守しつつ、盟主奪還のために全員兵士をためた。

陥落した盟主と代理の天下布武盟主は連絡をとりあい、反攻に出る機会を伺っているようだった。陥落した盟主は、外交で画策しており、無双と手を組もうとしていた。

鼻息の荒い天下布武同盟員は一刻も早く盟主奪還のために攻勢に出たかったのだが、外交を続ける元盟主からは「待て」の指示しかこない。

ここで発狂が「もう待てない」と指示を待つ期日を設定。その期日を過ぎても指示がなかったため、発狂指揮のもと、10数名が梁山泊配下になっている元盟主付近に砦を一気にたてて元盟主救出&反攻作戦に出た。

もう戦意はないだろうと思っていたのか、攻撃の手が緩んでいた梁山泊も砦の乱立を見て一気に攻勢に出てくる。しかし砦をたてる領地にあらかじめ援軍を発射しておくという戦術がハマり、ほとんどの砦が潰されないまま持久戦に突入した。

密集して砦をたてた天下布武の前線部隊は局地戦のメリットを活かし、領地を延々とめくり返したり、天下布武同盟員同士でお互い敵兵着弾時に援軍を送りあうなど砦への攻撃をしのぎ、前線で兵士を生産し続け、ついに盟主の救出に成功する。今思えばこのあたりで戦争のコツをつかみはじめていた。

梁山泊の盟主が近かったので、このまま梁山泊と決着をつけるべく天下布武の士気は最高潮に達する。と、その時、盟主の外交策で無双も共闘として動いていたのだが、梁山泊盟主がほんとにあっさりと無双に落とされる。天下布武同盟員は、完全に肩透かしを食らった感じだ。

「え?梁山泊落ちてるんだけど・・・戦争終わり?え?」
※後に聞くと梁山泊側でもミスが重なり落とされてしまったとのこと。

しかし無双の配下になったものの、梁山泊と天下布武はまだ戦える状況にある。

盟主を落とし看板に泥を塗った梁山泊をそうやすやすと許せないと、天下布武同盟員はまだまだ戦う気だったが、救出した盟主(位置的に盟主に復帰すると危険なため、一同盟員として天下布武に戻っていた)が天下布武に復帰すると、すかざす無双と天下布武が不可侵を結んだ。

天下布武と、無双の配下である梁山泊も当然不可侵の状態になり、お互い攻撃ができなくなった。

盟主曰く「とりあえず状況を落ち着かせる」とのこと。

またまた肩透かしを食らった感は否めないが、不可侵は2週間後に切れる、そこで一気に梁山泊を叩くと軍備の増強に励むことにした。

そして2週間がたち、いよいよ梁山泊と決着をつける!と思っていたら、なんと無双と天下布武不可侵継続。ここで天下布武同盟員(特に盟主救出のために前線に赴いた10数名)の不満が爆発した。

「この不可侵は、天下布武盟主の身の安全(まりに梁山泊が多かったため)のためだけの不可侵ではないか。」

「逃げ腰過ぎる。天下布武とは、武をもって天を統べるという意味ではないか。」

「えー!みんなもっと戦争したいのにぃ!」

そして発狂がついにはっきy・・我慢の限度を超えた。

「天下布武をその名の通り武をもって天を統べる同盟にすべく私は同盟を抜け、天下布武に宣戦布告します。武とは何かをお見せします。」

この人は本当に一人でやろうとしていた。同盟を抜けて古巣にケンカを売ろうというのだ。

しかしこれまでの天下布武の方針に嫌気がさしていた一部メンバーはこの発狂の提案に賛成する。

盟主救出のために動いた10名のほとんどが、発狂と共に天下布武から独立、新たに義侠同盟を結成する。

盟主救出のために前線に出向いたメンバーが、今度はその盟主に対して宣戦布告をするのだ。天下布武盟主は、戦わないと言い続ける。

しかし発狂は予定通り戦線布告を行い、数日の猶予をもって正式に天下布武盟主陥落作戦を開始。(実際には盟主職に復帰していたわけではないので、天下布武の同盟員に宣戦布告した形)

最後まで天下布武盟主は戦わないといい続けたが、初弾が着弾すると、黙ってやられるわけにはいかないと反撃を開始、でもこちらは10数名、相手は一人(天下布武のほかの同盟員は一切この戦いに参加しなかった)、ものの数時間で陥落した。

一時は主君として仕えた人を陥落させることになった。
もう引き返せない修羅の道に足を踏み入れてしまった。

第二章へ続く

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12 件のコメントがあります

  1. 発狂 より:

    「天下布武をその名の通り武をもって天を統べる同盟にすべく私は同盟を抜け、天下布武に宣戦布告します。武とは何かをお見せします。」
    こんなカッコイイことは言ってませんね。
    紆余曲折ありましたが結果としては独立同盟を作った際に
    「そこに他勢力あると色々邪魔なんで落としますね」
    ですね。

    • 鮫肌 より:

      いや、言ってましたよwww
      細かいところは違うかもしれませんが、鮮烈に覚えてます。

      正確には私に言った、というのが正解ですかね。

      「武とは何かを見せてやりましょう」

      そういう風に言いました。


  2. おもしれえええ!!

    普通に読み物としてかなり読みふけってしまいますねえ~

    • 鮫肌 より:

      >もう引き返せない修羅の道に足を踏み入れてしまった。
      この辺は多少かっこよく言ってますw
      14章あるので先は長いですが、お付き合いくださいましw

  3. 亀カメ波 より:

    かっけぇそしておもしれぇ

    そしてひとつ疑問が
    同盟ってこんな簡単に抜けれましたっけ?
    離反か盟主の許可ないと抜けれないんじゃ…

    • 鮫肌 より:

      たしか盟主の許可を得て、です。
      出たい人を押さえつける盟主ではありませんでした。
      たとえそれが反旗を翻そうとする人でもです。

  4. 匿名係長 より:

    やばい!!
    これは面白いですね~♪
    人の同盟がどういう経緯を経て、そのように形作られていくのかを見るのって結構面白いですしね。
    続きがでるのをすごい楽しみにしています!!!

    • 鮫肌 より:

      同盟の数だけ歴史がありますからね~。
      波乱に満ちた同盟の人には是非こういのを書いてほしいですw

  5. 司馬刈り機 より:

    発狂さんかっけぇw下剋上とはガチ戦国時代ですな~

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