鮫肌歴史書 第三章「北平攻略と天下布武の反撃」

一時の平和を得た義侠は北平攻略のために着々と上級兵を溜め込んでいった。

みんな戦争をし続けていたので内政にダメージを受け、中々大砲と呼べる主砲を作れずに苦労していた。

よやく攻略の見通しがつき、ついに制圧ランク上位に躍り出るチャンスが訪れる。

北平攻略を開始したのだ。

全員が北平に向けて主砲を発射した。後はワクワクしながら寝てまつだけだった。

そのとき、思いもよらない敵が現れる。

古巣、天下布武である。

天下布武はこのタイミングを待っていたかのように義侠盟主の発狂に電撃戦をしかけてきた。

主砲が北平に着弾する寸前、発狂はこの電撃戦で陥落してしまう。

北平攻略寸前で義侠はなんと配下同盟となってしまったのだ。

天下布武は確実に義侠内部の情報を得ており、北平攻略のタイミングを狙いすましたかのように攻め込んできた。

このまま北平を陥落させると、北平の所有者が天下布武になってしまう。

それを避けるため、急遽北平の隣接をもっていた嶺上開花同盟に兵器だけの出兵を依頼、北平を落としてもらうことにした。

兵士の殲滅は無事完了、義侠メンバーの大砲が見事に炸裂した。

しかし攻略ボーナスは受けとれないのだ、歯を食いしばりながら嶺上開花が北平を落とすのを眺める。

配下になり兵士を消耗し、攻略ボーナスは受けれない、義侠悪夢の1日となった。

しかし最悪の事態ではない、北平を天下布武の手に渡すのは防いだ。

義侠は配下となったものの、北平を交渉材料として使い、戦争にも強い同盟として、配下のままで外交を行った。

今考えると配下同盟相手にいろいろな同盟がよく外交してくれたと思う。

当時城の1つである雲南を保有していたランク同盟とも外交を行った。
鯖内のいろんな同盟が手を組む中、ランクは珍しく孤高の同盟というイメージだった。

トップランカーも多く、対人戦で消耗していないので内政力は抜群、義侠とは別の意味で強い同盟だった。

そして義侠、ランク、嶺上開花の3同盟による大型合弁の話が進んだ。このころの外交努力は相当なものだった。

日々交渉、協議を重ね、まずはランクと嶺上開花が合流した。

そしてタイミングを見て嶺上開花のメンバーに兵器を出してもらい、義侠を天下布武配下から救出してもらう作戦をすすめていた。
救出が完了した瞬間、義侠は天下布武を攻撃できる状態になる。

古巣と二度目の戦争だ。今回は完全に報復戦争である。

発狂の「草一本生えない焦土にします」という言葉を聞いて、この人は絶対敵にしたくないと思った。

戦争準備万端で義侠メンバーは嶺上開花の開放部隊の到着を待った。

この時救出されやすいように義侠盟主を務めていた拓也がALLYを流した。

「○時○分○秒に解放されます。その瞬間から天下布武との戦争開始なのでみなさん準備してください。」

拓也は大きなミスを犯した。

義侠には天下布武への内通者がいるのだ。発狂への電撃戦のタイミングからもそれは明らかだった。

そして恐れていた自体となる。
嶺上開花からの救出のための兵器、この解放部隊の着弾のなんと2秒前を狙ってに天下布武盟主から援軍が飛んでくるではないか。

拓也は自分の兵士は城から出していたが、この援軍が到着すると兵器が全て破壊されてしまう。
これはまずい、救出が失敗する。

拓也は援軍撤退ボタンを1秒以内にクリックすることでこれを回避しようとスタンバイした。

私も固唾を飲んでモニタを見つめた。

まず天下布武からの援軍が到着、嶺上開花の兵器は・・・・・・・・全て援軍に破壊されてしまった。

ラグが発生することを考慮すると、1秒以内に撤退処理するのは不可能に近かった。

こうして義侠の救出は失敗に終わった。

この時、常に冷静な拓也がはじめて感情的になったのを見た。

拓也「くそぉぉおおおお!」

私は、もう一回兵器うってもらえばいい、少し救出が遅れるだけだ、と気にもしない風に言ったが、拓也は自身の犯してしまったミスに相当責任を感じているようだった。

拓也「少し頭冷やしてくる」
そう言うと拓也はスカイプからログアウトした。

それにしても2秒間隔で援軍を送ってきた天下布武盟主の腕も大したものだ。

そしてこの教訓を活かして、兵器着弾時間は誰にも言わなないことを肝に銘じ、数日後2度目の救出作戦が行われた。

無事義侠は救出され、ついに天下布武との全面戦争がはじまった。
戦力の差は明白で、義侠は怒涛の攻めで侵攻した。

盟主を落とされ、許せないとはいえ、元同盟員との戦争というのは妙な気分になる。
天下布武の全員が憎くて戦争をしているわけではないのだ。

練馬の呑兵衛は攻撃する拠点名で天下布武時代の元仲間と会話していた。

【義侠】ほんとは攻撃したくないよ~が【天下布武】○○を攻撃しました

【天下布武】それはこっちもだよ!が【義侠】○○を攻撃しました

同盟に残るもの、同盟を飛び出したもの、道は違えどどちらも信念を持って選択した道だ。
こうして戦うのは運命の皮肉だが、どちらも手を抜くことはなかった。

そして対天下布武との戦争は一方的なものとなり、盟主は遠方に移動されていたので配下にはできなかったが、義侠が隣接している天下布武同盟員はほぼ陥落させた。発狂が言っていた通り、ほとんどの拠点を剥ぎ取って。

天下布武との戦争終結のタイミングで、ランク(嶺上開花)に引き上げを依頼、ようやく3同盟の合流が完了し、城2個保有の大同盟が誕生したのだ。

第四章へ続く

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20 件のコメントがあります

  1. mitei より:

    うは~。
    手に取るような描写力ですね!
    読んでて熱くなっちった・・・(;´∀`)

    2秒間隔の援軍ですが
    どれほどの数づつの援軍だったのでしょうか?
    耐久いくつで車いくつに対し、どれほどの援軍で勝ったんでしょうか。
    車と言えども、集まればある程度は攻撃力ありますよね。
    なんかこのへんが未だに良くわかってないです…。同じマネしたくてもとっさに対応できないかも;

    自分も殲滅と車の間、数秒の間に計って剣兵作成されて壊滅失敗した経験があります;これもどこかの盟主さんでした。盟主はやっぱり必死!かつ冷静ですね。
    戦争のときに最後まであきらめないって肝心だなと思いますた。

    • 鮫肌 より:

      援軍の数ですが、はっきり覚えてませんが下級兵1000程度だった気がします。
      救出用の兵器が、そもそも城を落とせるだけの数だけでしたし、護衛も無しでしたので。

      兵器ももちろん兵士への攻撃力(剣兵と同じ15)を持っていますが、下級兵相手だと、殲滅するには5倍の数がいります。下級兵1000人を衝車で倒すには5000台以上必要ということですね。

      相手が上級兵になると絶望的な数ですから、あまり衝車の攻撃力はあてにしないほうがいいですw

      兵器担当をしていた人が、ゲーム最後に、兵器だけでNPCを落とす、という荒業をすることもあるみたいですが、兵器1万台とかでしょうねw

      兵士と兵器の間隔ですが、絶対差し込まれないのは2秒差だと思ってます。
      3秒だと差し込んでくる人がいます。

      差し込み方も、兵士生産、別拠点からの援軍、移動先からの即期間など、方法は多岐にわたりますので、絶対落とされない!という強い心を持ったひとは、中々落ちないですねw

      smkを混ぜまくったり、兵器に強力な援軍を付けるなど、防ぎようのないない攻撃で落とすのが一番です。

      • 匿名 より:

        兵士と兵器の間隔1秒でも援軍差し込まれることありますよ

        それで痛い目みたので
        同時刻でも先に出兵したほうが優先されることを使って
        先に速度落とした兵士を出兵しておき(蛮or遅い兵)
        後から神速兵器を同時刻に着弾するように出して
        差し込まれないようにしてました。

  2. はく より:

    いやー鮫肌さん。
    面白い!!

    拠点の名前で会話いいですねw

    • 鮫肌 より:

      拠点名での会話はけっこう定番になってますw
      2期のとき、戦争中で味方が配下にされたのですが、その人からsmkが飛んできて、そのときの拠点名が
      「戦争の調子はどうですか~?」
      でした。
      同盟員一同ほのぼのしましたw

  3. シヴァ☆ 仲達 より:

    続きが気になるw
    読み物としかなり面白いです!wktk

  4. 発狂 より:

    発狂の「草一本生えない焦土にします」

    だんだん自信がなくなってきたのですが・・・・こんなこと言いました?
    使える拠点は全部頂戴する的なことは言った気がしますが・・・発言が美化されてる気がします・・・・。

    【義侠悪夢の1日】
    前に言った気がしますが、「あー落とされたか」程度にしか認識していなかった私はやはり狂ってるのでしょうか。
    友人と遊んでいるとき偶然敵襲警告に気が付いて盟主変更と籠城設定だけして(兵は北平派兵で0だったため)また友人と遊び倒していたくらいでしたのでw
    当時のシステムでは配下脱出が容易だった事と、北平の隣接状態の関係でどうにでもなる立ち位置ということもあり大した問題では無いという認識でしたからね。

    結果論になるかもしれませんが、たいしたこと無かったでしょう?w

    • nero より:

      結果オーライでした(笑)

    • † yuki † より:

      そろそろ私がわかる話になってきたw

      鯖落としの時の 発狂さんが一言でとある人物に
      「クソがぁーーーーーー」って暴言を吐いたのを
      今でも鮮明に覚えていますw

    • 鮫肌 より:

      草一本ってのは言ってたと思いますよ~。
      拠点は全部頂戴するも言ってましたね。

      悪夢の一日ですが、確かに発狂さんが「特に問題ない」って言ってるの見て、「なんでこんなに余裕かましてられるんやこの人は!」って思った記憶があります。

      まあ、結果オーライですがw

    • 練馬の呑兵衛 より:

      みんな発狂さんの城に迫り来る赤い領地を何もすることが出来ずに指くわえて見てるだけで、ヒーヒー言ってたの知らんだろ!w

  5. ハム助 より:

    面白いとかそういう感想ではなく、ただただ泣ける・・・
    それぞれの想い、ブラ三に対する熱意が伝わり、感動してしまいました。
    様々な同盟がいるなかでも、このような展開がある同盟は幸せだと感じました。

    • 鮫肌 より:

      そうですね、自分は恵まれてたなと思います。
      ブラ三を楽しむ上で、いい同盟と出会うのは大事ですね~

  6. みかん茶屋 より:

    はじめまして。
    いつも楽しく読んでます。

    1期目は天下布武に残留してさんざんにやられ、
    2期目はどうめいタコトローに所属していた者です。

    どちらも農耕民の末端同盟員だったので鮫肌さんとは直接接点がなかったんですが、
    この歴史書、私にとってもなんだか身近に感じます。

    ずっと向こう側だったのが残念ですが、
    鮫肌さんのおかげでブラ三こんなに楽しめたと言っても過言ではないかも。
    最終章まで楽しみにしてます!

    • 鮫肌 より:

      おおお、まじすかww
      天下布武時代のお名前はみかん茶屋さんでしたか?
      それにしても天下布武→タコトローとは、戦う運命ですねーw

      • みかん茶屋 より:

        あのときはtakeっていう名前でした。

        1期目でこりたんで、心機一転、2鯖から来たタコに入って義侠を遠くから眺めてたんですが、結局戦うことになるとは・・・

        何かすれ違いすぎて笑えましたww

  7. 夢聞 より:

    おおー、懐かしいですね(´・ω・`)
    当時は嶺上開花に所属しておりました。
    兵器出したのは自分だった記憶が…
    まだ初心者の域でしたので護衛も何もつけずに…馬鹿なことをしましたw
    ブラ三やってて一番燃えた期でしたw

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