歴史書モードになり、歴史書を眺める。
そこには天下統一の文字があった。
9ヶ月走り抜けてきた甲斐があった。
同盟員が各々にゴールドチケットを引いてはURが出て歓喜したりRトウタクが出て嘆いたりしているのを見て喜びがこみ上げるが、同時に寂しさも襲ってきた。
役目を終えたという気持ちと、最後追放のまま終わってしまった同盟員への申し訳ない気持ちだ。
放置の同盟員もいたと思うが、結果的に約40名近いDMP同盟員が追放のままゲームを終えたのだ。
※調整前と調整後の同盟員リストを保存しておき、差分を見て判断した。
歴史書モードが終わる翌日の午前10時までに、最後望まずして独立同盟となってしまった同盟員に謝罪の書簡を送った。
こうならないような調整はできなかったのか、そもそももっといい同盟運営ができたのではないか、DMPの盟主として今期最善を尽くせていたのか、自問を続けながら書簡を送り続けた。
数名だけ、その日のうちに返事が返ってきた。
「気にしないで」と言ってくれる人、「お疲れ様でした」と言ってくれる人ばかりで、罵られることはなかった。
実際には憤慨している人もいたと思うが、この返事で少し気が楽になった。
盟友の発狂がDMPにいなかったのも寂しい理由の一つだった。
発狂は最期チケット枠を辞退するために、という理由でDMPを抜けたのだが、それだけではなかった。
最終日、発狂は私に「盟主を降りるな」と言った。「鮫肌氏でなければ意味がない」と。
発狂にすれば、天下布武を飛びでたメンバーへの約束を果たすこと、その意味が薄れると考えたのだと思う。
この言葉を聞いて、シルバーチケットが発生しないことの責を負うだけであれば辞退をやめていたかもしれない。しかし洒界孔喧との約束で盟主を交代することになっていたため、それはできなかった。長安譲渡の条件だったからだ。
それでも発狂は盟主を降りることに反対したが、私は首を縦には振らなかった。
発狂は「では私のわがままも聞いてもらいます」そう言うとDMPを離反した。
発狂らしいなと思った。
発狂も私もなんだかんだで頑固なのである。
結果的に朶思大王やぶらぶら三国志のASISもチケットを手にしていない。
統一に協力した盟主達ももちろんゴールドを受け取っていない。
もらえるはずの幹部はことごとくチケットを受け取らなかった。
そういうメンバーが引っ張ったからこそ統一できたのだと今になって思う。
午前4時、DMPの盟主としての最後の仕事を終え、皆よりも少し遅めに第二期が終了した。
死ぬほど大変だった9ヶ月だったが、最高に楽しい9ヶ月だった。
ブラ三を最高に楽しんだ君主の一人だと思う。
他の同盟員もそう感じてくれていれば盟主冥利に尽きる。
第三期は中央の覇権争いに絡まず、田舎暮らしをすると決めていたので、久しぶりにブラ三のことを考えずに布団に入り眠りについた。
完

「あとがき」
想像以上に長くなってしまいました。
もっと笑いも盛り込もうと思いましたがぜんぜん笑いどころないですねw
やはり後半にいくほど記憶は鮮明で、描写が細かくなっていると思います。メモなどは残していなかったので、全て記憶頼りです。あ、一部スカイプのログとか見直したりしました。
それにしても最後の2週間はとんでもなく濃い一週間でした。
名前は歴史書に出ていないですが、本当にたくさんの素晴らしい盟主、君主と知り合うことができ、ブラ三やっててよかったなと思います。
今期はまったりとプレイしており、前期仲良くなった同盟のオフ会などに乱入したり、ブログの更新をがんばったりして、別のブラ三の楽しみ方をしています。
盟友からは「前期統一なんかしちゃったもんだからモチベーションがあがらねえよ~」と愚痴を言われるのですが、実は前期統一を目指すと決めた際、何名かの人から「統一しちゃうとブラ三が来期以降つまんなくなっちゃうよ」と言われ、一度は統一を諦めようとしたことがあります。
それでも統一を目指した理由は、モチベーション維持のためにあえて統一をせずに来期以降に目標を持ち越すというのは、来期もプレイすると決めている人のエゴだし、常に上を目指すDMPの方針とは違うと思ったからです。
第二期でゲームを引退する人もいるし、もしかすると実生活の理由で第三期がプレイできない人もいるかもしれない、そういう人たちに最後に統一を見てもらいたいという思いがありました。
統一なんて狙っても中々できるものではないですから、モチベーション維持のためにあえて狙わない、なんて贅沢なことは言わずに、可能性があるのならやる、それがDMP魂だぜ!ポンキッキーズ!
※といっても最後の判断は同盟員に委ねましたが
ま、なんだかんだで盟友達は今期も活躍してるようです。
みんなブラ三中毒だね!www
ちなみに来期(第四期)のことは聞かないでください。
なんにも考えてないのでw
以上、長々と駄文をお読みいただきありがとうございました。