鮫肌歴史書 第十二章「7つの城」

統一が見えたとはいえ、一切余談を許さない状況だ。

タコトローは対ぶらぶら三国志との戦争は継続していたので、合弁したDMPとも自ずと戦うことになっていた。

残り3日でDMP盟主としての仕事量は壮絶なことになっていた。

・四面楚歌同盟員の引き上げと追放(チケット対象者以外)
・no-con!同盟員の引き上げと追放
・長安の譲渡
・6城の防衛指示
・自分の本拠地の防衛強化
・チケット配分のもろもろ調整
・各種関係同盟との調整と書簡
・ブログの更新

サラリーマンに与えられた自由な時間は少ない、帰宅後も激務である。
唯一さぼれるのはブログの更新だった。当然さぼった。

各案件ごとのskypeの窓の数は余裕で2桁に達していた。IRCも入れるとすさまじい数である。

・四面楚歌の引き上げと追放
四面楚歌のによるどの全面的な協力で、それほど手間はかからなかった。
間違って関係ない人を引き上げないことだけに注意した。それでも間違ったが。

・no-con!の引き上げと追放
申請があり次第引き上げと追放を行った。盟主のもくこくはさいごまで終戦協定を遵守してくれた。新生no-con!はno-con!2という同盟を作り、返還を約束した元々保有していたNPCの回収を行った。

・長安の譲渡
2万ダメージの兵器と、念のための殲滅部隊を手配。

・6城の防衛指示
敵対同盟に隣接している同盟員以外には、全力で城へ防衛兵力を送るように指示。あとは守るだけだ。ただし、この時点で長安の譲渡許諾は万全を期して極秘なため、DMP同盟員にはただ防衛兵を送るようにだけ指示した。明らかに裏で話がついたのはばればれだったが。

・自分の本拠地の防衛強
自身で兵力4万強、城まわりの領地を可能な限りレベルMAXにする。援軍もいれると10万弱の兵力で防衛していた。タコトローの領地が近くにあるのが懸念だった。

・チケット配分の調整
チケット配分予定の同盟は、DMP、ぶらぶら三国志、四面楚歌、腰鍛高譚の4同盟だった。戦争しながらのチケット調整の方法に頭を悩ませる。

・各種関係同盟との調整と書簡
対no-con!戦で共闘してくれた絶対領域に、足場の問題から朱雀砦ではなく青龍砦を譲渡することになっていた。他案件多数。

このころ睡眠時間は一日2時間を切っていた。あと2日・・・後2日で終わる・・・。

そして長安が無事陥落。城が7つ集まってもシェンロンは現れなかったが重いプレッシャーが現れた。

統一のために関係した人数は述べ1000人を超えている。重たい。

その日の夜、やる気!同盟から戦線布告を受ける。

やる気!同盟は元々no-con!に吸収されていた同盟で、流れでDMPの配下となったが、独立後に新生no-con!2に入らずにやる気!として独立し、朱雀砦を目標に戦争を仕掛けてきた。

元々朱雀砦はno-con!のものだったので周囲の砦はほとんどやる気!かno-con!のもので、さらに統一に関係ない武将砦への防衛兵力の配備は一切していなかったので、戦争もくそもない状況だった。そして朱雀砦はあっさりと落とされた。

落とされた時間がゲーム終了まで24時間を切っていたので、保護期間のため奪還は不可能だった。どちらにしろ奪還する戦力は残っていなかったが。

DMPへの報復か、単に武将砦がほしかっただけか、どちらにしろ、no-con!との戦争では、遺恨が残らないようにと全力の配慮をしたつもりだったが、うまくいかないこともある。

この時スカイプで、一期梁山泊の幹部だった盟友大西がつぶやいた。

「彼らにも彼らの正義があったんでしょう」

さらにまったく聞いたことのない同盟からも宣戦布告を受ける。

DMP保有のNPC砦の奪取を目的とした戦争だった。

タコトローも長砂に襲い掛かっていた。

練馬の呑兵衛がつぶやく。

「統一同盟って、追いはぎにあうんですねw」

笑えないが笑っておいた。

その夜、さらに私の本拠地に向けてにタコトローの侵攻を受ける。
なんとサッカーワールドカップ日本代表戦直前である。

テレビはつけていたものの99%はPCの画面を見続けていた。
このゲームは近距離での領地戦になるといきなりRTSのような操作量が求められる。

敵は5名ほどが連携して領地を削りにきていた。こちらは私と本拠地が真横の朶思大王の2名で迎え撃った。

朶思大王「いやー、最後の最後でボスと一緒に戦えるとはw」

鮫肌「そういやほとんど戦闘で絡んでないねw」

盟主をやっていると中々前線で戦わないので、戦闘の場で一緒になることがなかったのだ。

本拠地にもタコトローから30近い敵襲がついた。この敵襲の中に強烈な主砲が混じっていて、さらに隣接を許した場合、最悪陥落もありえる。

背中にピシッっと寒気がはしったが、敵襲と同時に味方の援軍も50近く向かってきていた。

皆城に防衛用の兵士を送っているので、それほど大量の兵士は持っていないはずである。あるとすれば自城防衛用の兵士だ、それをこちらに送ってくれたのだ。

夜中にPCに向かい、一人でもくもくと戦っていたが、自分は一人ではないのだ。画面の向こうに数百人の仲間がいると思うと気合が入った。とりあえず寝るのは諦めた。

そしてタコトロー主砲の本拠地への着弾が0時以降と読み、0時から篭城を設定した。

味方の援軍は続々と到着し、最終的に15万以上の兵士が本拠地に集まっていた。篭城で出兵できない間、朶思大王が孤軍奮闘してくれていた。

その時、7つの城の中で最も敵襲アラートの数が多かった建業に兵士が着弾した。
(全ての城に何かしら敵襲がついていた)

対ももんが戦で共闘した砂上の楼閣の兵士だった。

このとき砂上の楼閣の持っていた建業の隣接は、安全確保のため全て数日前に譲り受けていたので全てDMPのものになっていた、兵器は発射できないはずである。これは誤爆だろうか。

1時すぎ、砂上の楼閣の本気の主砲が連続して着弾しはじめた。目を疑ったが続々と着弾する。

しかし建業の10万以上の防衛兵士とさらに篭城の効果で主砲は全て溶けていった。損害は2万程度である。

主砲が着弾し終えると兵器も着弾した。隣接を譲るまえに遠方より兵器を発射していたようだ。

全てが溶けたあと、砂上の楼閣の外交官とチャットの場を設けた。

過去建業をめぐっていろいろなことがあったが、砂上の楼閣はDMPに裏切られたと思い今回の突撃を行ったとのことだった。話の中で、砂上の楼閣の言い分も理解できた。

たとえ裏切っていないとこちらが言い張っても、言った言わないの水掛け論になるのは目に見えていたので、深く追求するのはやめた。

主砲を散らした砂上の楼閣の同盟員をねぎらうよう声をかけて会話を終えた。
同盟員からは甘いといわれたががこれでよかったと思っている。

この日の一連の出来事で、ふと一つの言葉を思い出した。

正義の反対は別の正義。

戦争ゲームに正義だの悪だのを持ち込むのはナンセンスかもしれないが、率先して悪を行おうとする同盟は少ない。全ての同盟がそれぞれの思惑で、これが正義だ、そう思って行動する。

この日はもう寝ないつもりだったが、午前5時、タコトローの攻撃が止んだ。統一阻止の突撃なのに寝るのかよ、とモニタに向かって突っ込みを入れた。仮眠を2時間とれたのでありがたかったのだが。

そして、ブラウザ三国志 mixi統合1+2鯖 第二期最後の朝日が昇る。

第十三章へ続く

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4 件のコメントがあります

  1. avatar 癒し猫 より:

    早く続きを読みたいニャ♪
    読まないと発狂しそうだニャ♪
    (猫ФωФ)ガオー♪

  2. avatar mitei より:

    面白かったです!はやく私も続き読みたいです ゜+.(・∀・).+゜

    チャットのチャンネル数半端ないですね><;

    当時、自分はとうてい絡むことなど出来ないレベルの部外者のプレイヤーでしたが、このころは幡から見ててもこの鯖の中心部がとても楽しそうで、
    終盤一体どうなるのか毎日一人、楽しみで楽しみでなりませんでした。

    その詳細が手に取るように記されてて、とてもうれしいです。

    めまぐるしく忙しかった時期でしょうに、事細かに覚えていらっしゃるのがすごいですね><;メモを残しておられたのでしょうか?にしてもメモを取ることができたってのもすごいなと思いますが。

    覚えていらっしゃる方がいるのなら、色んな鯖や同盟の戦記も読んでみたいとも思いました!まあ、なかなかここまでの語れる内容の濃さと文章力がかねそろってるものを書ける人は少ないとおもいますけれど・・・w

    いやなんかほんとすばらしいっす!続き早くおねがいします^^

    • avatar 鮫肌 より:

      ほとんど記憶便りです~w
      いろんな人の戦記読みたいですよね、全ての人に戦記はあるはずなので。

  3. avatar peanuts より:

    現在2期終了間近の鯖をメインにしてるので、読み物としてだけではなく、
    実録ドキュメント(苦笑)は大変参考になります。

    自分のできる事を考えて、満足のいく終了を迎えたいと思います。

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